雨の美術館

今日は兵庫県立美術館へピカソとクレーを観に行く予定だったのだけど、朝刊を見たダンナが、神戸方面はインフルエンザの影響でイベント中止・美術館も臨時閉館・・という記事に気付き、調べてみるとここもやはり。
そもそもこんな時に渦中へ向かうのは間違ってるよなと、ピカソ＆クレーはあきらめまして、考えた末、ふと思い出して、逆方向の、信楽にあるMiho Museumへ行ってみることにしました。
以前から、一度訪れてみたいと思っていた場所です。しっとりと雨が降る中、新緑に囲まれて、山の中の美術館をひっそり散策・・・いいかも〜なんて想像をしていたのですが、なんのなんの、着いてみましたらば、来館者わんさか。交通の便は決して良くないと思うのに、外国の方もいらっしゃってるほどの人気っぷりで、ちょっとびっくりでした。
館内には、アジアを中心に、古代のものがたくさん展示されてました。「リュトン」なる酒器の、様々な装飾は、なかなか興味深かったです。
広い敷地内は、設備も管理も細かく行き届いていて、とても気持ちのよい空間でした。それに、レストランのおうどんも無農薬野菜も自家製味噌も、すごくおいしかった！　ここのオーナーさんは、きっとこだわり派ですね。手を抜いてないのが充分に伝わってきました。
自然がいっぱいの、いい景色の中で、深呼吸できました。丸一日の、休息でした。