ますますぽれぽれな日々

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東寺弘法市

弘法さんに行ってきました。毎月21日に行われている、東寺の縁日です。
知恩寺さんに出店していた頃、ある月にお隣になったかご屋さんが東寺の弘法さんへの出店も勧めてくれたのですが、話を聞いてみるにつけ、なんとな〜くややこしそうな感じがして気が引けてしまい、結局出店にはふみ切れませんでした。そしてそのまま、実は見に行ったことも、今まで一度もありませんでした。
昨日サボった所用を午前中に片づけていたので、JRに乗って京都駅に着いたのはもうお昼前。大雑把に南西を目指して歩いていると、市に向かうと思われる人の波もあって、全く迷いようもなく着きました。
まぁ、とにかく大きな市ですね! 門の前はタクシーの列と激しい往来とクラクションの嵐。ちょっと殺気立ってる感じすらします。一歩中に踏み込んだら、まず屋台の食べ物屋さんが、ずらーっと軒を連ねているのにびっくりです。知恩寺さんが素人の市なら、弘法さんは玄人の市。食べ物以外のお店も、業者さんがお商売に来られているのがほとんどです。ものすごい店舗数で、広い敷地内をできるだけ要領よく見て廻ろうと思っても、そうとうな時間を要します。
そこを私は、始終ほにゃほにゃな顔をして徘徊しました。売られている物の内容的には、だんぜん知恩寺さんの手作り市の方が好きなんですけど、なんていうか、この「縁日」的な雰囲気が、どうにも楽しいんですよね〜。途中でお腹がすいてきて、竹の皮に三角に包まれたおこわと、そのあとよもぎのみたらし団子を、歩きながら見ながらほおばる。それでもさすがに2時間くらいうろうろしたら、疲れました。
東寺といえば五重の塔。むかーし昔、修学旅行で来たような、見たような。それもこの機会にしっかり見上げて、満足して帰路につきました。