ますますぽれぽれな日々

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雨の日のひなた

kaepole2006-04-11

素敵なお店に出会いました。
「ひなた」さんていいます。やさしみのある雑貨が置いてあって、ほっこりな喫茶とギャラリーもされてます。ひなた
少し前に雑誌で見かけて、そのうち訪ねてみたいとずっと思っていました。今日は終日の雨模様でしたが、仕事の買出しをする用事もあったので、電車で大阪市内へ。傘をさして、まず材料屋、それから1駅分歩いて、ここも行ってみたいと思っていたマクロビオティック(=玄米菜食)のごはん屋さんでランチ、そして、4駅電車で移動して、谷町六丁目の「ひなた」さんへ向かいます。
この谷六界隈は、石畳の細い坂道や、職人さんの姿が見えるお店など、良い風情が残る古い町並みです。ひなたさんへ行く前に少し散策して、これまたレトロな雰囲気の店構えがいい感じのパン屋さんで、天然酵母のパンを3つほど買いました。
ひなたさんの店構えもシックです。築100年を超える長屋を改装されたのだそう。木枠にガラスのはまった、横にがらがらっと開ける戸。みしりと音を立てる木の床。カフェスペースには小さな昔の学校机と椅子。こげ茶色で全体が落ちついてまとまり、その中に、手作りのあたたかみの感じられる雑貨が並んでいます。
じっくりじっくり、置いてあるものを見させていただきました。なんかね、いいね。内装ごと、すごく好きな空間。趣味が似てるかも。そう思ったら、オーナーさんに声を掛けずにはいられません。
とっても物腰のやわらかな方です。この方が選んだ雑貨たちなのね〜と納得。お店って、つくづく、人だなぁと思います。その人があって、その店がある。人柄のにじんだ店には、それに惹かれる人がまた、当然集まる。いい連鎖が生まれる。
雨降りを億劫がらずに出掛けてよかったなァ。4駅戻って残りの資材屋での買い物を終え、相変わらずザンザン降る中を、けれどホントにひなたのぬくもりが心に残ったような思いを抱いて、帰り道はうれしい気持ちでいっぱいでした。