ますますぽれぽれな日々

Formerly known as 「ぽれぽれな日々」@はてなダイアリー

春の風景

kaepole2009-04-15

丹波に住む友人宅へ、用事がてら遊びに行ってきました。電車で2時間半弱。ちょっとした小旅行でした。
訪ねたのは、染色・織物をされている平谷悠律子さんのアトリエと、画家の灰掛博さんのアトリエ。お二人とも、それはそれはステキな古民家に住んでらして、裏に畑もあって、半農半芸生活をされてます。
朝11時半頃、平谷さんに駅まで車で迎えにきていただいて、お家に着いたらまず、お昼ごはんの食材調達に畑へ。たらの芽やこごみが、即食卓にのぼる贅沢! 猪汁とむかご飯を用意して下さってて、たいへんおいしくいただきました。
仕事場にされてるスペースで、用件のバッグを選ばせてもらって(和装用の手提鞄が欲しかったんです)、使ってらっしゃるすごく立派な木製の織り機に惚れ惚れ。
午後、灰掛さんの家に移動して、開けっ広げなギャラリーで、お茶とおやつタイム。
ここがまた、ものすごく広い土地と、ばかでかいお屋敷。お屋敷はお屋敷でも、お化け屋敷に近い感じの、朽ち加減。元は蚕を飼ってた農家だそうです。随所に灰掛さんの愛嬌のあるお絵描きが直接されてあり、地下室やら隠し部屋やらまであって、わくわく探検気分で家中案内してもらいました。いろりのある部屋あたりは靴をぬいで上がるけれど、あとはなんだか、外も中もかわらないような・・。危なっかしい階段を土足のまま上がると、二階はアトリエ。なんともステキに雑然とした、芸術家さんの空間で、窓の外には満々開の紫木蓮が、とってもいい感じに見えていました。
灰掛農園でも、たらの芽を採ってもらいました(写真)。脚立に上って、のこぎりでギコギコ。おみやげに頂き、帰ってから天ぷらにしていただきました。ごちそうさまでした!
猪と闘ったり、村の行事が大変だったりと、ご苦労も絶えないようですが、代えられない田舎の良さは存分にあって、ゆっくりした一日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
今度は是非、泊まりがけでおじゃまさせて下さいね〜!