ますますぽれぽれな日々

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平安神宮紅しだれ

kaepole2009-04-11

パラソルの上に陽はさんさんと降りそそぎ、はらはらと舞い散る桜の花びらが並べたお菓子をきれいに飾ってくれて、宝塚手作りマーケット、完売御礼にて、無事終了させていただきました。みなさまありがとうございました!


いったん家に帰って荷物を置いたあと、夜は京都へ出掛けてきました。
平安神宮紅しだれコンサート。
4日間のイベントで、3日目の本日はジュスカ・グランペールの出演です。他の3日間も聴きたいアーティストだったのですが、そう連日通うわけにもいきませんので、本命のみ。
すごい人混みだろうなと予想はしておりましたが、開場前のびっしりな混雑ぶりを見て、これだけの人がジュスカを聞くんだと思ったらドキドキしてしまいました。なんで私が緊張するねん・・。
入場したら一方通行で、まずは南神苑へ。みんな写真を撮りながら、ゆっくり進みます。見事に満開な枝垂れ桜の園でした。この頃はまだ日も暮れきっていなかったのですが、そこから本殿の前を通って、コンサート会場になっている東神苑にたどり着く頃にはもうすっかり、夕闇に包まれていました。
案の定、そこまでにかなり時間がかかったので、演奏はすでに始まっていて、どうやら私は一曲目をまるまる聴き逃したようです。しばらく「音はすれど姿はみえず」な状態で歩きまして、二曲目の途中あたりからやっと、池のほとりに立ち止まって聴かせていただきました。
大きな池でした。彼らは、その池に張り出した貴賓館ステージで弾いてはりました。
きれいに響いてましたよー。水と戯れてまろやかになるようでもありました。空気に融けてすゞやかに透き通るようでもありました。
昔々、雅な方々は、ここに座って、季節を愛でていたんですねぇ。植えられている八重紅枝垂桜の花弁も、松の葉も、とても華奢で、たおやかなものでした。
イベントですから、来ている人のきっと半分くらいは桜のみが目当てと思われ、後ろは少々賑やかではありました。桜も、ライトを浴びてたくさんに見られて、びっくりしてるみたいでした。心静かに聴けたなら、もっと深く浸れて、また趣が違ったかもしれませんね。
それでも、そんなざわめく雰囲気も春らしい、いいコンサートでした。


*ズームで撮った写真は高井さんのブログで使っていただいてます
*この日の入場者数は なーんと6000人だったそうです!