エスプレッソ＆ドルチェ

コンピトゥム（辻調グループ校のOB会）主催の講習会に参加してきました。
講師は、横山千尋氏と、有野孝氏。
横山さんは、バリスタ・ジェラート職人。デル・ソーレ
有野さんは、ペストリー・ベーカリーシェフ。ヒルトン小田原リゾート＆スパ
お二人は仲良しでいらして、エスプレッソを使ったドルチェ作りを試みておられるらしく、この講習会で5品、いろんな話とともに提案してくださいました。
作っていただいたものの内容をまじめに書くと専門用語だらけになるので大雑把に言うと、ゼリー状の一口カプチーノ、ヨーグルト＋エスプレッソのドリンク＋フルーツ、珈琲豆を浸した水＋牛乳でつくったシャーベット、エスプレッソをおとしたあとの豆を乾燥させて生地に混ぜたパンのサンドイッチ、チェリームース＋マカロンに熱いエスプレッソをかけたデザート、といった感じ。
1品ずつ、作り方・解説・試食、とすすんでいき、有野さんが次の品を準備されてる間に、横山さんのおしゃべりが挟まれます。ご自身について、珈琲について、イタリアについて、諸々。ちょいちょい出てくる「嘘です」に笑わされ。（そんな雰囲気がよく表れたインタビューページがありましたhttp://www.extravagance.jp/pratico/200706/index.html）
そして最後にエスプレッソを一杯いれていただき、そのこっくりとしたおいしさに感激。なんてまろやかな。なんて芳醇な。
有野さんもおっしゃってましたが、この講義の主旨は、既成概念にとらわれないで新たな味を創造していくこと、だと。
じっさい、言われるまでもなく始まってすぐに、ワクワク、ドキドキ、うずうずと、アレンジの可能性を考えはじめて楽しくなっている自分に、気付いてました。具体的なものが即座に浮かばなくても、この感覚が大事なんだろうなということは肌でわかりました。自分の軸の中でも、いつか、なにか、できるかもしれない・・。
物事、深く掘り下げることで、より幅が広がる。一流の人たちに触れるたび、そう思います。今回も、然り。
たいへんたいへん、勉強になりました。