心配するし

ダンナが、おなかがしくしく痛いと言って、めずらしく病院へ行きました。
ふだんは、できるだけ薬に頼らないようにして、野生のチカラでもって復活を遂げているようですが、今回はちょっと長引いててつらかったみたいです。診断は、腸炎ということでした。
だいたいこのヒト、いっつも黙ってガマンして、直るような頃になってから「のどがイタかった」などと、過去形でしらっと報告するんです。あまりにも平然としてるから、全然気付けないんですよね、これが。以前、「なんで言わないのよぉ！」「言ったところで直るわけじゃなし。」「心配だけでもしてあげられるやん！」「な、心配するやろ」「心配ぐらいさせろよっ」という押し問答をしたことがあります。一緒にいて知らなかったなんて、なんかくやしいじゃないですか。
今回は、痛みだしてからかれこれ一週間近くになっていたようです。
下痢も嘔吐もないので、食あたりじゃなさそうです。がしかし、一週間前といえば・・・ちょっと心当たりが、なくもないのです・・・
朝、いつものようにダンナが朝ご飯を食べてる横で、私がお弁当を詰めていると、「この漬け物は入れんとってくれ、傷んでるから。」と言われました。はなから、足のはやい白菜漬けなんぞ、そんなアブないものをお弁当に入れる気はありません。ですが、確認もしないでお皿につけて、食卓にのせてしまってたのは不注意でした。だから、「ごめんごめん、食べんとハネてやー・・」と声をかけたのですが・・・時すでに遅し。振り向いた時にはもう、ダンナのお皿の上には何も残ってない、と。
あのねぇ。
「傷んでると分かってて、たいらげなさんなーっ！」
頼むわ。
おそらくこれが、原因かきっかけでしょう。
もちろん私は、食べてません。ハネました。