芸術の秋

フルートのレッスン後、友達の発表会を聴きに行きました。
彼女とは、前に通ってたフルートアンサンブルの教室で知りあって以来の仲間です。その教室を離れた後も、機会を作っては一緒に吹いてきました。ついている先生が違うので、私とは発表会の日が異なるわけです。
一緒に舞台に上がることはあっても、客席で彼女の演奏を聴くというのは、もしかしたら今までなかったかもしれません。だからすっごく楽しみにしていました。自分のレッスンが終わった時間から彼女の出番予想時刻まで、あまり余裕がないので、大急ぎで移動します。
それなのに、あぁそれなのに。
・・・会場に着いたら、プログラム、彼女の次の人が演奏していました・・・
く〜〜！！　駅で改札出たあと曲がる方向を間違えたのが命取りになってしまったぁぁ...　あの遠回りがなければ、きっと間に合っていたはず・・・
もう、何しに行ったんやら。とほほです。
かろうじて、その後のアンサンブル部にも出演されたので、それだけは聴いて帰れました。
帰り道、笛吹きのみんなでお茶をして、フルート談議に花を咲かせました。楽しいひとときです。「よし、私もがんばるぞー」とパワーをいただきました。ホンマにがんばれよ。
その席をちょっとお先に失礼して、ダンナと待ち合わせの心斎橋大丸ミュージアムへ。
「パリ・モダン」と題された展覧会に入ってきました。
「アール・デコとエコール・ド・パリ」なのだそうです。ごめんなさい、説明書きを読んでも、私の頭では理解不能でした。言葉だけはよく耳にしますが、使い方はさっぱり分かりません...。
で、何が展覧されてたのかというと、絵画・彫刻・家具です。名前を知るところでは、モディリアーニ、マティス、ユトリロ、ローランサン等の作品ですね。全体的に、私の好みではなかったのですが、中にははっと目を引かれるものもあって、なかなかよかったです。
「百貨店とアートが結びついてウィンドゥショッピング」みたいな感じのことがボードに書かれてるコーナーもありました。いや、この説明はまちがいなくおかしいですよ、おかしいですけど私の脳ミソではこれが限界。許して。とにかく、お買い物だけでなく、見て楽しめるスペースもあるショッピングセンターというのは、できた当初画期的だったという話が、ちょっと興味深かったわけです。あと、大丸のシンボルが孔雀だったとは知りませんでした。だからピーコックなんだ、なるほど。
神戸の大丸ではジャン・コクトー展をやっているようなので、来週はそっちにも行ってみたいなぁ。京都にはシャガールが来てるみたいだし、気になる催しがいっぱいだわ。
ムズカしいことは分からなくても、絵を観るのは、やはり楽しいのです。