ますますぽれぽれな日々

Formerly known as 「ぽれぽれな日々」@はてなダイアリー

ねむり姫

めっぽう楽しいお芝居を観てまいりました!

ニットキャップシアター「ねむり姫」@アイホール(伊丹)。
http://www.knitcap.jp/37th/
友人のダンスクリエイター山田レイさん絡みで、びわ湖ホール探検ツアーなるイベントに行ったのはもう5年も前でしたか。http://d.hatena.ne.jp/kaepole/20110829
レイさんの公演や発表会などでは、ニットのメンバーさんが参加されてるのを何度か観てはいるのですけれど、
ちゃんと「ニットキャップシアター公演」として観に行かせてもらったのは、今回が初めてです。
鳴りものさんが3名ばかり舞台端にスタンバイされたとこで照明が全部消えて、真っ暗な始まり。ホントに真っ暗で、お寺の胎内巡りみたいだなぁ、などと思ってたら、
点灯&音楽とともに、舞台いっぱいに立つ役者さん(たぶん30名くらい)が唐突に浮かび上がって、
えええ〜あの暗さの中どうやって正確な立ち位置まで移動したの?! ていうかこんな大人数なのに動く気配すら全然わからんかった・・・
といきなり演出にビックリ。
足元は、棚田の四角いバージョンって感じで、ステージ全面が段々になってます。
駆け上がったり駆け下りたり、とんだり跳ねたり(しかも後ろ向きに両足で飛び上がる身の軽い人も!)、重いものや大きいものを運んだり、
演技しながらしゃべりながら踊りながら、よくまぁ蹴っつまずかずにできるもんだ、
と、そんなとこにも感心しきりとなりながら、
セリフのたのしさ、音楽のかっこよさ、衣装のうつくしさ、そして迫力の歌とダンス、
相まったすべてに魅了されて物語の渦の中に、いつのまにやら巻き込まれてしまっておりました。
終演後、振付&出演されてたレイさんに会って、
「もう一回観たいくらい!」と言ったら(千秋楽です)、
顔半分白く塗った上に赤のハートが2コ描かれたほっぺをふきふきされながら、
「DVDが出るよ」と。
おお、それは買いです! 生の舞台には絶対かなわないけど、
来れなかった人にも見せてあげたいくらい、すごくすごく面白かった!!
原作は澁澤龍彥の短編小説とのことで、これもまた読んでみなくては、です。


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今日はとても楽しみなお出掛けでしたので、着物で行きましたよ。

夏〜の元気なごあいさつ〜。