金沢旅行その3

三日目。金沢最終日。
大物が残してあります。兼六園と金沢城。
ホテルはもうチェックアウトですから、この日の移動はすべて車になります。パーキングへ入れて、いざ兼六園へ。
園内、歩けども歩けども、庭。広っ。樹も大きい。滝も造ってあったりします。池やら別荘やらが、あちこちに。　・・すんばらしすぎて、途中で疲れてきました。うーん、どうも落ち着かない。多分、私の趣味ではなかったのでしょう。地面が苔むしてて、年月を感じるあたりは、いいなぁと思うのですが、なんていうか、途中でもう、おなかいっぱい。
とりあえず一周したら、続けて金沢城跡へ。そうねぇ・・　正直、この城もあんまり好みじゃないかも。一部、かわいらしい色合いの石垣はあったのですけど（写真）、全体に、城としての美しさが欠ける気がしました。
二の丸で、そそくさと次の予定を立てます。卯辰山公園の展望台「望湖台」に行ってみましょう〜。ええ、ナントカと煙ですから。
少々道を間違えつつもたどり着きまして、ここか〜。展望台は、建物の屋上。といっても、二階。見えるのは、刈りかけの芝生。散りっぱなしの花壇。ちょろちょろな噴水。手入れが行き届いてないのは一目瞭然として、目指すは「打倒・兼六園」だったのかしらね？　老朽化に付き閉鎖中のアスレチックもあったりして。気に入りました。こういうショボさ加減、私、好きよ。
笑いながら山を下りつつ、地図を見てて、ふと気付きました。
山、間違うてる・・・！！
今行ってきたとこは「奥卯辰山健民公園」でした。あはは。
あらためて、正しい「卯辰山公園」へ。眺めはこちらの方がよかったですね。金沢市を望むにつけ、よくまぁ街のど真ん中にこれだけの緑を残せたものだと、感心しきり。
そんなこんなで、すっかりお昼まわってますし、ダンナのリクエストにより、昨日も行きました「ひがし茶屋街」へ再び。
「レストラン自由軒」という洋食屋さんで、オムライスのプレートランチを食べました。醤油味のごはんで、おいしい。ふつうに、ぱくぱく。建物の外観はレトロな洋館風なのに、内装はうどん屋さんみたい。店のおばちゃんが、元気。
そのあと、ダンナの希望した「福嶋三弦店」の三味線体験は、この日はやってなくてガックリ。珈琲でも飲みに行こかと、昨日自転車で路地裏を走りながら見かけた「茶房ゴーシュ」へ。
と、その隣の「くるみや」という和物雑貨屋さんが気になって、先にこちらへお立ち寄り。てぬぐいの、数と種類が豊富。見飽きません。
「ゴーシュ」さんは、古民家を改装した造りの喫茶店。靴を脱いで、畳の間にあがり座布団に座ります。珈琲は、サイフォンで丁寧におとして下さいます。ポットサービスなので、たっぷりゆっくりできます。
これで、旅はおわりです。
帰ろう。
帰りの車中は、眠くて眠くて。