ますますぽれぽれな日々

Formerly known as 「ぽれぽれな日々」@はてなダイアリー

「コウレイビトの家」ハハノヒ


昨年の夏に骨折をされたダンナのお母さん。
かかりつけの病院に約一ヶ月、そのあとリバビリ専門病院に三ヶ月、入院。
今年の年明けにいったん退院されたものの、わずか10日ほどで体調(元々の内臓系)が悪化し、
1月末には再び入院。そしてさらに転院。
どこの病院も、患者を長くは留めておきたくないようで、
今回も、決して良くなっての退院ではなかったのですが、
母の日の前日、ダンナの妹ちゃんに付き添われて、約四ヶ月ぶりに家へ戻ってこられました。
お母さんご自身は、お父さんのお世話をする気満々で帰宅されたようなのですが、
現状は逆で、お父さんがお母さんのお世話をしなくてはならないことも多々発生しており、
加えてお二方とも記憶がかなり危ういことになっておられるので、
先週私が様子を見に帰ってた間にも、「あったはずのものがない」との件で激しい水掛け論が勃発しておりました。
お母さんの体調としましては、もう、3歩歩いたら息が切れて立ち止まってしまう状態ですので、
買い物に出かけるなどまず無理。
大量の食材を宅配に頼んでおられるのだけれど、お料理できるだけの体力はないので、
今回は私が、冷蔵庫の中の野菜をできるだけ減らすべくお味噌汁に入れたりお惣菜を何品かに仕上げたりしてきました。
ですがふだん、一日一食取り寄せているお弁当のおかず以外が、カップ麺だったり、インスタント味噌汁にパックごはん、冷凍食品などでは、栄養面でもかなり心配・・・。
宅配で買いそびれたものを、いつもはダンナの妹ちゃんが言いつかって仕事帰りや休みの日に届けてくれてて、
あとはお母さんの妹(我々の叔母)さんがおかずを届けてくれたり(喫茶店をされてる)、というのに頼られているようですが、
それありきで済ませてしまってよいものかと、悩ましいです。
家の中のモノは相変わらず増殖を続けていて、

階段までもが埋ってきました。物が増えれば埃も増えるわけで、私は帰るたびに喉をやられる...。
窓も全然開けておられないようで、朝起きたら茶の間に28度の暖房がかかっててホットカーペットがついてたんでビックリしました。

外は夏日ですよ。自転車で買い物帰りに、袋川と久松山。この写真を撮った日の夜のニュースで、
「久松山でクマらしきものの目撃相次ぐ」って言ってた!
叔母さんちにも自転車で寄ってきました。みんなに「えーっ自転車で?!」って言われたけど、
20分ほどで着きましたよ、たいした距離じゃないです。ええ、車の運転苦手です。一人での帰省は高速バスですし。
なので、私が帰っても病院への送迎ができるわけじゃなし、タクシー呼んで付き添うことくらいでほとんど役に立たないのはわかってるんですけど、
それでも何かできることがあればと思うので、また来月も、一回は帰ってこようと思ってます。
ヘルパーさんは今のところ、お風呂の介助とお掃除だけお願いしているようです。もっとどんどん利用したらいいと助言はしたのですが、
そこはまたプライドがジャマをするようで、、、むずかしいです。

これはGWに叔母さんにいただいたハタハタを南蛮漬けにしたらむちゃくちゃおいしかったの図。
賀露港から水揚げされたばかりのを分けてくださいまして、

カレイも身がプリプリだった! 他にもワラビやらタケノコやらどっさりいただいてたので、
そのお礼が早いうちに直接言えてよかったです。
叔母さんは70歳超えてなお、現役でお店を切り盛りされてます。
お母さんは私の仕事に関して、「いつまでもできる仕事じゃないんだから」と折りにふれ言われるんですけど、
その意味がちょっとよくわからなくて・・・。
体力的なことを心配してくださっているのなら、叔母さんのような方が身近におられるのに何故?と思うし、
教員だったお母さんの目からすると菓子屋はそりゃヤクザな商売なのかもしれないけど、
ショボいなりに大まじめにやってるんだけどな・・・。

自分たちの老後って、どうなってるんだろうね。
戦争とか、始まっていないといいんだけれど・・・・。