ますますぽれぽれな日々

Formerly known as 「ぽれぽれな日々」@はてなダイアリー

Live Image 5

今年明けてすぐの頃、私も行った12月のジュスカの3rdアルバム発売記念ライブatフラミンゴにゴンチチチチ松村さんが実はいらしてた!という話を聞いて、久々にゴンチチのライブに行きたくなりサイトを開いてみました。
で、その中に「Live Image 5 参加決定」というのが載っていまして、ほうほうと見ていると、出演者の中に宮本文昭の名前もあります。この方のオーボエ、好きなのにまだ生で聴いたことがないゾ! あと、小松亮太。この人もいっぺん生で聴いてみたい! と思い。
他は、加古隆松谷卓は漠然としか知らない、羽毛田丈史は名前の読み方もわからない、カルロス・ヌニェス全然知らない、葉加瀬太郎ごめんそんなに好きじゃない、イマージュシリーズのアルバムは一枚も持ってない・・・だったのですが、とにかくゴンチチさん以外、直に聴いたことがこれまでなかったわけですから、メンバー的には豪華なんだし、一度体感してみるか、という気になって久々に高いチケット購入するに至り、それから約3ヶ月後の、昨日、フェスティバルホールへ行ってまいりました。
オープニング、派手ですな。こんなもんなんでしょうか。
ピアニストは三人三様。小松亮太は期待通り。
びっくりさせられたのは、予備知識の全くなかったカルロス。バグパイプラヴェルボレロはかっこよかった〜! それにめちゃめちゃ音抜けのいい笛! 盛り上げて、お客さんの巻き込みもすごかったです。
ゴンチチさんは、いわずもがな よね。「はい、安らぎのお時間がやってまいりました〜」から始まって、ゆるゆる爆笑トーク。演奏も、揺れますナァ〜。
そして、07年3月に演奏活動を打ち切ると宣言している宮本文昭は、ウケを狙って、というより自分の愉しみで宝塚な衣装にて登場! 失礼ながら、ケッタイなオッサンだったんですね、宮本文昭って・・・。でも演奏はさすが。チャップリンのSmileを吹かれてましたが、惚れ惚れする音色よねぇ! ただ、引退の話と衣装の話が長くて曲が少なかったです・・・それは葉加瀬太郎にもつっこまれてました・・・ 
で、葉加瀬太郎なんですが。スミマセン、やっぱり私的にはダメでした。受けつけなかった。生で観たら実は良かったりするのかなという希望も行く前にはあったのですが、音云々より、演出のいやらしさが鼻についちゃって...。さらに、すごい個人的なことなんですが、モーツアルトを選曲した時点で「・・ああ、嫌い」と。
私、モーツアルトが嫌いなんです。前に習ってたフルートの先生がモーツアルト好きで、一年間ずーっとドン・ジョバンニをやらされたせいで、おかげさまで大嫌いになりました。それまでは別に好きでも嫌いでもなかったんですけど、あのドンジョバンニ以降、モーツアルトでリラクゼーションどころか、忌まわしい緊張がはしるようになりました。
したがって、最後、葉加瀬太郎で盛り上がる人は大盛り上がりなライブだったのでしょうが、わたくし、残念ながらちょい尻窄まりな感で終わってしまいました。帰り道の感想は、「ヴァイオリンは はかせたろうより ひろせまこと」。はい、ジュスカ馬鹿一丁上がり。この日、三条大橋の下でプロモーションビデオ撮影&ストリートライブをやっていたジュスカを振って行きましたのに。(ま、こっちの予定の方がはるかに先だったんですけど。)
あと、バックの弦やパーカッションの方々、みんなみんなすごいのに、ソロ立ちする人ってのは一握りなんだなぁ、なんてことを思いながら、しみじみ。
そうそう、落とし穴は、会場入口前の階段に敷いてあった赤絨毯。赤がまぶしくて、目がシパシパして、足元の距離感が失われて、階段降りるのも上るのもくらくらしました。危ない危ない。そんなヤツは私だけだったかもしれないけれど。
今日は変なライブ報告ですみません。   以上。