ますますぽれぽれな日々

Formerly known as 「ぽれぽれな日々」@はてなダイアリー

Jusqua聴き納め

夏の間さんざん休んで、疲れなんてあろうはずがないものを、厚かましくも、お盆過ぎたあたりから夏バテしてしまってました。寒さには弱いのですが、暑さはいつもわりと平気。「夏は暑いもんだ」と割り切って過ごしてたのに、今年に限っては残暑がかなりこたえました。体、ゆるめすぎたかな?
それでもここ数日は、風が幾分さわやかになってきましたネ。
さて、夏の終り、締めくくりのジュスカ・グランペールライブです。
彼らも、以降、しばらくライブの日程を入れてないようです。お仕事の幅が広がってこられたようで、ライブ活動以外のことも、今まで以上にいろいろ受けてこなしていかれるご様子。でも今夜はひとまずは落ちついて、彼らのホームグラウンドである「Room335」にて、のびのびとまったりと、なひとときでした。
相変わらずテンポのかみ合わない、不思議空間MCでしたね。ギターの高井さんが喋るのに対して、ヴァイオリンのひろせさんは、時々思考が異次元へ飛んだみたいになってた。そう、これぞジュスカのMC。
一番最初に弾いたショートバージョンの「Gypsy Dance」は、『それじゃ君たち弾き足らんでしょ』と思って見てたら、案の定、一番最後でちゃんとロングバージョンを演奏されました。やっぱり十八番ですからねぇ。
新曲は、先日高井さんが「乙女の滝」というのを観に行かれて、そこでできたという曲。いいですよーこれ。私も笛で吹きたい。タイトルだけ、もうひとひねりしてくださいな。
昔作った曲の掘り起こしは、「花束を買いに」「Sweet」「曇りのち晴れ」。Sweetは初めて聴きました。「Go Home」も久々。カバー曲は、「Jupiter」「第三の男」「Djangology」「ディニシエール(だったかな、3拍子の曲。時々リハでされてるのを聴いたこともあって、すごく好きなんだけど)」。
前半は、ゆっくりしたペースで始まって、そのままじんわりとおわるのかなと思ってたら「pocopoco」で観客強制参加の、ビールでカンパ〜イの、一盛り上がりしてから休憩。後半またスルスルと始まって、正味、かなりたくさんの曲を聴かせてもらったように思います。だんだん音に体が浸ってきて、「For You」「Gold Hunter」あたりは、自分の体内で楽器が鳴ってるような、ヘンな感覚でした。ただ酔っぱらってただけかもしれないけど。でも、響きを直に感じられた気がして、気持ちよかった。
今年は6月末から7月と8月初めまでにかけて、これでもかというくらいジュスカのライブを観てきました。実に異例なことでした。私がヴァカンス中で暇だったのと、ジュスカが無料のライブをたくさんやってくれたおかげで。どうもありがとう。
秋冬は、ポレポレもがんばる。そのがんばりに、音楽のスパイスを効かせて下さいましね、Jusqu'a Grand-pere。