ますますぽれぽれな日々

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バリスタセミナー

kaepole2006-07-13

バリスタセミナーに行ってきました。
私の通っていた辻調グループには、「コンピトゥム」というOB会があって、学校が企画するイベントの案内を 卒業生に送ってくれます。そのほとんどが無料で受けられるので、ありがたく、興味のある講習会には時々参加させてもらってます。
今回は、エスプレッソとカプチーノの入れ方。この先バリスタになるつもりは特にないのですが、これまでエスプレッソマシンを触ったことがなかったので、この機会に使い方だけでも知っておきたくて、受講してきました。
今回の講師は、卒業生(写真中央・大森庸輔さん)。卒業後イタリアで勉強もしてきたそうです。今でこそバリスタ人口は増えてきてますが、最初はやはり試行錯誤し、大変だったようです。
ところで、「バリスタ」って、わかります?
「バール(bar)でサービスする人(-ista)」という、イタリア語です。イメージとしては、「エスプレッソ系のドリンクをカウンター越しに出してくれる人」ですね。夜はアルコールも作ったり、時として軽食も提供したり、お客さんとの会話もできたり、てなことを求められる職業です。
基本は、おいしいエスプレッソ(イタリアではエスプレッソと言いません、ただの un cafe です)を、まず入れられること。性能の良いマシン、豆のブレンド・挽き方、そしてバリスタの腕、が、必要不可欠な条件になります。
それから、スチームミルク。完成時につやがあり、注ぐ時に流れがあり、飲む時には長時間キメが持続し、甘い、というのが理想。これで表面に絵が描けると、付加価値が付くんですよね。ハートとかリーフとかスノーマンとか。いわゆる、デザインカプチーノです。
あとは、フレーバーシロップと組み合わせたアレンジドリンク。ここからは、オリジナリティの世界になります。
机上の学習を少ししたら、すぐ実践と試飲です。こういうのは、とにかく自分でやってみるのが一番。そして、バリスタになりたい人には、やはり、思う存分練習できる環境が必要、とも言われてました。そうだと思います。目と手で覚えていくものですから。
学校は、ふんだんに材料を提供してくれます。無料講習なのに。その皺寄せは、在校生のバカ高い学費、よね、きっと。OB会費も多少は払ってるけど。もったいないようだけど、大事なこと。店に勤め始めると、どうしてもできなくなることですから。それをさせてくれる店があれば それは、「人を育てる」ということを考えてくれてる店です。そんなとこはなかなか少ないですけど...。でも、そういや昔は私も、夜中や早朝に一人こっそり、厨房で、使っても差し支えない(=バレない)程度(!)のものを使わせてもらって、練習したりしてました。あー、そんな時期もありましたねぇ〜・・・(遠い目)。
いくらコーヒー好きでも、エスプレッソを立て続けに2杯も3杯も飲んだら、胃をやられます。
すごく、トイレが近くなって 帰ってきました。